クリーニングメンテナンスの依頼主様が頂いたという鈴木とヤマハの2本をまとめて紹介します。
1本目は鈴木GH-250です。
私も以前に所有していて合板なのにとても良い音がしていたGh-250ですが私の持っていたのはこのトーチインレイではなくてSUZUKIの縦ロゴで両サイドにKS(木曾鈴木?)のイニシャルが入っているバージョンでした。(某オークションサイトで売却して、落札された方が鈴木さんで鈴木のギターを集めておられてそのGH250もとても気に入って頂けたのを思い出しました)
年式の割に比較的奇麗なボディを磨き上げ、ネックの状態も良く弦高も低めで問題なく弦を張替えました。
経年で材が良く乾燥しているのでしょうか重量が軽く、乾いた鳴りのする良く弾きこまれている感じのする弾いていて気持ちの良い鳴りがします。
オーナー様も気に入って鈴木のギターを他にも集めてみたいと仰っておられました。
良いギターを貰えて良かったですね!
続いて2本目はヤマハDW-8L(レフティー仕様)です。
珍しレフティー仕様のDW-8LのLはレフトの意味ですかね。
なんでレフティーなん?とオーナーさんに聞きますとくれた元の持ち主さんが以前に手(左手)を怪我されてギターが弾けなくなった時にどうしてもギターが弾きたい衝動に駆られて思わずこのDW-8Lを衝動買いしたとのことで、「へぇーそれで!左なんか…もし自分が手を怪我したら、そういうことになるんかなぁ?と想像しました…その方、相当ギターが好きな方なんだろうなぁとちょっと深いい話をお聞きして何故かほっこりとしてしまいました」
その後手の怪我も無事に治り、余り弾かれていないような感じのDW-8Lですが(ピックガードの保護シールが付いたままですね)ひと通りメンテナンスしまして弦を張替えましたが、左なので弾けませんが状態良く弦高も以外に低めで良い感じです。
先日、左利き用にモーリスF-15を改造しましたが、時々左利きの方がおられるので1本位持っていてもいいかなぁと思いました(弾けませんが…)
2本もギターを貰えて、ギター好きの人には何故かギターが集まるんやなぁ~、と羨ましいOさんです。〔せーの!、イイネ〜!👍)
貰ったお礼にキャッツアイCE450をメンテナンスしてお返しする所もOさんらしくてお二人とギターにとって、とても良い絆みたいなものを感じた今回のご依頼でした。
いつも、直ぐに転売されるOさんですが流石にこの鈴木とヤマハは暫くは売らずに持っておくということです⁉
残りの4本目はこれもヤマハのFG-351で次回に紹介しますね!
Comments