ライブバーミルキーサウンド店長・ÝさんのギブソンCE-10をお預かりしました。
90年代のギブソンの初期のエレアコでレアなEC-10です。
小ぶりでボディが薄めでカッタウェイで特徴的なピックガードにブリッジ形状が可愛らしくてとても弾きやすくて、シースルーブルーが爽やかな印象の奇麗なエレアコです。
ラッカー塗装のボディ表面に幾つかのラッカークラックが出始めていて今後の経年変化も楽しめそうです。
弦交換と6弦のオクターブが少し高いので調整と弦高が6弦12Fで約3ミリを2.5ミリ位にして欲しいとのご依頼です。
このギターの特徴としてバック板がアーチドバックになっていて、ブレーシングはなくてフルアコみたいな作りでボディがやや薄いので音の反応が早くて加えてメイプルを使っているので軽快で明るく軽やかな鳴りが特徴的です。(バックのシースルー越しに見えるトラ杢が奇麗です)
調整後に新しいエリクサー弦を張り鳴らしてみるととても弾きやすくて軽快に鳴るので気持ちよく弾けて流石はギブソンと思わせるギターです。
オーナーさんも今のメインで使っているハミングバードを使う前はメインで使っていて最近はサブ機になっていますが、小ぶりで弾きやすくて音の反応が良いのでライヴで使うのに重宝するとのことです。
お店のイベントの時とかに使うらしいので今回のメンテナンスで今後もこのEC-10が活躍するのを願っております。
良いギターを沢山お持ちで羨ましいYさんですが、未だお目に掛かっていないお気に入りのマーティンD-18もメンテナンスのご依頼を頂いていますので楽しみにしています。
何時もご依頼いただきましてありがとうございます。
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