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NO.244 アリアDM-01

アリアのモズライト風なエレキを入手しましたので紹介します。

先日、モラレスのモズライトタイプをメンテナンスした時にモズライトいいな~って思ってまして本物は高いのでモラレスか新品でもお安いアリアのDM01か迷っていてこちらを選びました。

モアレスだったらピックアップを替えたりなんやかんやでコスパを考えるとこちらで正解でした。(モラレスはめっちゃ重たいんです…)

新品ではないですがとっても奇麗でピックガードやペグの裏にビニールが着いてました。

モズライト風なリバースボディが特徴的でピップアップはP-90タイプで結構パワフルで、チューンオーマチックにジャズマスタータイプのトレモロがついててサンバーストカラーも良い感じです。

アームバーが無かったのでストラト用のアームで試すとアームダウンもアップ(アップはちょっとだけ)も出来て良い感じに使えます。

気になったのでトレモロの構造をみてみました。

ボディ上側のプレートの下にプレートが付いていて、アームを下げるとばねに連動していてトレモロが動く様になっていてシンプルな構造です。

ばねの強さも調整出来ますし、外側のプレートの上部の丸いボタンを下に動かすとユニットをロックしてアームダウン出来ないようになります。

ストラトのトレモロと比べると動きはマイルドですが見た目はすっきりしていてモズライト風なボディにはマッチしています。

ザグリに溜まったコンパウンドの白い粉みたいなのを奇麗に取り除きました。

配線もシンプルですっきりしています。

ついでにピップアップも外してみますとピップアップに貫通したネジにダイレクトにボディに固定されておりました。

全体を磨いて最近買ったVOXアンプのVX50GTVにつないでクリーントーンでリバーブを効かせるとベンチャーズっぽい音でテケテケ鳴って気持ちいいです。

ベンチャーズが好きなので特に夏になると良く聴くのでこのDM-01で練習してみたいと思います。

ベンチャーズって日本の歌謡曲の作曲も沢山ありますが、有名なのが京都慕情、京都の恋、雨の御堂筋って関西ばっかりやんって思ってたら、二人の銀座もあって何故か町の名前の曲が多いですけど(神戸の曲も作って欲しかった…)どの曲も奇麗な女性が歌ってますね~(欧陽菲菲は微妙~)

定番のウォークドントランやダイヤモンドヘッド、パイプラインとかもいいんですけど、すごく良い曲があって、さすらいのギターってのがなんか聴いてるとハマってしまって、元々はロシアの古い歌で原曲はワルツ調ですごく寂しい感じ(パルナスみたいな悲しい曲…)なんですがベンチャーズのアレンジ(元はフィンランドのザ・サウンズの曲)でガラッと雰囲気変わって寒いロシアから太陽ギラギラの夏のビーチのようなアップテンポになって歌の方も奇麗なハーフの小山ルミさんの曲にぴったりのなーんか色っぽい歌詞で、当時は物心ついていない時期で知りませんでしたが今聴くと、これぞエレキ歌謡の神髄のような名曲でベンチャーズ版を聴いて弾いてみたくなって練習しています。

たまたま見ていたモト冬樹さんの動画で冬樹さんがエレキインストの名曲を2曲弾いていて一曲目が霧のカレリアで二曲目がその「さすらいのギター」を上手に弾かれておりました。

冬樹さん曰く、霧のカレリアもさすらいのギターも先日亡くなられた寺内タケシさんのが一番好きって話されていました。

ベンチャーズって言えば2人リードギタリストのノーキーさんとジェリーさん、お二人とも亡くなられましたが…お二人ともギター弾くときはサムピックを使ってて中指、薬指も使う憧れのスタイルなので真似してサムピックも練習しようと思います。

こちらのアリアDM01は廉価版のモズライト風ですが同タイプの上位モデルのベンチャーズモデルは本家のドンさんとボブさんも一時期使っておられましたね~。

という事でコスパサイコーでとっても弾きやすいアリアDM-01の紹介でした。

とっても気に入ったので他のカラーのも欲しくなりました。

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