リサイクルショップ店主NさんからまたまたジャンクなFG-160を持って来て頂き、ペグが付いていないから付けて~とのご依頼でした。
格安で仕入れられてきたFG-160ですすが3弦のペグが無いのと弦も張っていない状態です。ご依頼的には無いペグを取付けるのと弦を張っといて~だけなのですが…ボディーの中も中々の埃っぷりだし、年代物で流石に傷も所々あるのでまぁ磨きがいのある子という事で頑張ってみます。
先ずは貫禄のあるボディーを軽く拭き上げて、埃の溜まったボディー内部を清掃してすっきりさせまして(古いアコギはこれをしない事には仕事が始まりません)
サウンドホールから覗くと30519と書いているので73年式の48歳と歳がバレました。
ペグも青錆でかなりの年代物ですがカバーの中は割と奇麗な状態でした。
ペグをサンポールを薄めた水に暫く漬けてからペグを磨き上げました。
部品取りしていたグリーンラベルのペグがあったのですが、あいにくカバーがなかったので
Nさんに連絡してカバーなしのオープンタイプでいい~って聞くとOKという事でそうなりました。(こっちの方かっこいいですよ~)
残りの磨いたカバーは要らんからと頂いたのでまたいつか使う時が来るかもです。
サービスでブリッジピン穴の面取りとサドルを削って弦高下げて〜、フレット磨いて〜、ペグのビスも磨いて〜ボディーも磨いて〜(またサービスの方が多くなってる~!)
この頃のグリーンラベルは頑張って弦高下げても6弦12Fで3ミリ弱がいいとこですが、ボディーも傷多めの50年選手ですがこのFG-160、バカ鳴りしてましてNさんにお願いして買い取ろうと思うくらいでしたが前の名工楽器のクラギも気に入って買い取ったのでここは我慢してまた状態の良いFG-160があったら入手したいなーと思いました。
取りに来られたNさんと色んな事を話していると同じ高校の7つ上の先輩であったことがわかりました。
とっても優しくて色んな話を聞かせてくれる先輩ですがまた掘り出し物のギターを仕入れたら持って来てくださいね!
楽しみにしていまーす。
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