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NO.381 カワイ F-50D

最近よくご依頼を頂いておりますご近所のÝさんからカワイのF-50Dのメンテナンスのご依頼を頂きました。

 カワイの珍しいドレットタイプのF-50Dです。

トップスプルース単板の当時の5万円クラスのギターで知り合いの方に預けていたのが帰って来てとても奇麗な河合ですがボディサイドに1cm程の割れがあって直してとのことで他にも少々削り過ぎたサドルでビビりがあったりなので、サドルを作り替えて弦も新しいのに替えて~との事でした。

サドルは直ぐに作り替えたのですが、割れが格好深くて最初に割れ箇所を蒸気で温めて少しでも凹みが戻るように試みてからクリアー塗装を何回も重ねて何日もかけて凹んだ箇所が手で触っても分からない位にして表面を磨きこんでぱっと見ぃは目立たないように割れを修復させました。

元々弦高が低すぎていたのをサドルを作りか替えて6弦12Fで2.5ミリ位にしました。

外観で特徴的なのがヘキサゴンのポジションマークが貝で淵だけのだったり、ペグがなにやらゴトーの初期の試作品のが付いてたりしていて、ネックが薄くてコードを押さえやすくてカワイのアコギってこういう感じなのかぁ?と思いつつ音も中々良くて、仕上がったF-50Dはドレッドノートのらしくしっかりしつつバランスの良い鳴りをしております。


オーナーのÝさんはこのカワイも気に入っておられるようですが、他に欲しいアコギがヤマキのバッファローヘッドのBP-50とヤマハのFG-1500(どちらもフォークボディー)を探して欲しいとのリクエストを頂いていてどちらもなかなか出回らない機種で特にヤマハFG1500はオークションでもたまにしか見ることが無いので確実なのはヤマハコレクターで有名なミサイル濱野さんの所に行ったらあるかも~と思いまして、ミサハマさんに連絡しましてFG1500の在庫があるか尋ねてみましたところ、自分用の1500は持っているけれどそれは売る気が無いとのことで、誰も手放さないから気長に探すしかない〜との事でした。

他にもFG1500について聞いてみるとFG1500は前期と後期モデルがあって音は圧倒的に後期モデルの方が良いそうで、後期は作りがグリーン、黒ラベルの流れでヘッドがバルタンでネックが太いらしくて、前期は作りが赤ラベル寄りだそうで、ヘッドの形で見分けがつくそうです。

FG1500に前期、後期があるのは知りませんでしたがミサハマさんのもっているのは前期モデルらしくて、後期を探しているとの事を教えて頂きました。

そういう事なので、ÝさんにもFG1500は気長に探すしかないみたいですよ~とお伝えしました。(あっても状態が良いものは50万くらいするかもしれませんね~⁈)

私もFG1500はお目に掛かったことが無いので一度は弾いてみたいヤマハのヴィンテージアコギですね~

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