当時の長田区からお越しのSさんからヤマハLA-18Jの弦高調整のご依頼を頂きました。
持って来て頂いた時に、ブリッジに隙間があるからという事で診させていただくと思っていた程、状態が悪くなくて隙間(膨らんだブリッジの中央部に)に紙が僅かに入る程度だったのでもう少し様子を見ることにしまして、他に弦高が少し高い(6弦12Fで3ミリちょい)ので調整してとの事でお預かりしました。
サドルの高さに余裕があったので削って6弦12Fで2.2ミリ、1弦1.9ミリと弾き易い状態になりました。
締まりきったトラスロッドも少し戻してみたので、多少の調整代も出来ました。
いつものようにギター各部を磨いてLA-18Jが仕上がりました。
90年代初期のオール単板の希少なLA-18Jで特徴的なヘッドデザインや良質な材が使われていますが、当時の値段が10万円でそんなに売れなかったみたいですが今これと同じのを作ったら軽く倍くらいかかるんやろ~と感じるしっかりと造られているギターでした。
LA-18JをSさんにお渡しして、弾きやすくなってバランスも良い感じになったと喜んで頂けました。
ストロークから指弾きまでオールマイティに使えるヤマハらしいバランスの良いレアなLA-18Jを末永く可愛がって下さいませ。
他にも沢山のギターをお持ちのようなのでまたの機会にご依頼をお待ちしております。
この度のご依頼ありがとうございました。<(_ _)>
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