須磨区のM様からヤマハCJX-12SBLのメンテナンスのご依頼を頂きました。
以前に高架下でお安く入手したというヤマハの高級機のCJXです。
知り合いの方にギターを弄って貰ってから6弦の1から2フレットを押さえた時に少しビビり音が出るということでした。
それと弦高をもう少し下げて欲しいとのことです。
ネックを触ったとの事だったので、状態を診るとネックがやや逆反りになっていたのでロッドを90°程戻してみると6弦のビビりがあっさりと直りました。
弦高を下げる意味合いでロッドを締めたみたいですけど~”ロッドは弦高を下げる為にあるのではありません…ネックを真っすぐにするためにあるのです”
とは言いつつ、古いアコギの弦高を下げるのに苦肉の策でネックを逆反りにしたりしておりますが~ビビりは出ない範囲でやって下さいね。
調整前の弦高が6弦12Fで3ミリ程ありました。
調整後は6弦12Fで約2.3、4ミリ、1弦2ミリに調整しました。
サドルをかなり削ったのでブリッジに弦の誘導溝を掘って弦のテンションを稼ぐようにしました。
全体を磨き上げて弾き易いCJXに仕上がりました。
プリアンプの電池も交換しておきました。
ジャンボボディのCJXはストロークで鳴らすとずんずんと豪快で元気な鳴りがしております。
出来上がったCJXをお渡しして、入れ替わりに今度はギブソンダブのメンテナンスのご依頼を頂きましたので後日に紹介させて頂きます~
M様、この度は二本もメンテナンスのご依頼を頂きましてありがとうございました。<(_ _)>
Comentários