前回のL-10ともう一本Tさんから引き取った古い春日のF-80です。
このF-80はTさんが当時8千円で買ったワンオーナー物だそうで、Ⅼ-10の1/10以下の価格ですが負けない位良く鳴るとの事です。
ラベルに1968と書かれております。
焼けたボディがとても貫禄があります。
そして材が乾いていてとっても軽いです。
外観の特徴がネックが細くてナット幅が40ミリ、ネック断面は厚めのかまぼこ型でスケールが630ミリ、トリプルオーボディでボディが薄くて92ミリ程です。
なのでとても抱えやすいサイズです。(手の小さい女性向きかもです~)
ブリッジの真ん中にボルト留めされているのでしっかり付いていて浮きもありません。
ロングサドルも時代を感じるかっこ良さがあります。
内部のブレーシングがサウンドホールを挟んで井のような変わった形でライニングも鈴木とかで見るようなギザギザの無い一枚ものです。
3連のペグは意外にスムースでしたが洗浄してギアにグリスを塗って磨きました。
古いですけど以外に弦高も低めでしたが、少しサドルを削って更に弾き易く調整しました。
Ⅼ-10のような鈴鳴りはしませんがとっても乾いた趣のある懐かしいような鳴りのカスガのF-80でございます。
おまけで引き取ったF-80ですが中々雰囲気のあるTさんの青春時代を感じる良いギターです~
小ぶりなジャパビン好きな方にお奨めです。
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